保湿成分について
冬になると、肌がすぐ乾燥したり、夏場でも頬と口の周りが乾燥する方は
保湿成分配合の化粧品を使いましょう。
普通の化粧品になんとなく保湿成分配合のものが入っているよりも、乾燥重視で商品を購入したい方は、購入する際にはここに書いている保湿成分が入っているかどうか、化粧品には成分を記載するよう義務付けられているので、確かめてみてくださいね。
代表的な保湿成分
・セラミド
保湿成分といったら、一番に使って欲しいのがセラミド配合の化粧品です。肌のバリア機能を高め美肌になるためには一番の成分。
・レシチン
大豆から抽出されるもので、正式には水素天下大豆レシチンという
・ステアリン酸コレステロール
脂質の一種
・ヒアルロン酸
真皮にあるゼリー状の物質。200〜600倍の水分を蓄える力がある。
・コラーゲン
真皮では弾力を保つのに働いているが、化粧品として表面に塗った場合は、保湿成分となる。真皮までは吸収されません。
・エラスチン
真皮の線維成分ですが、保湿力があるので化粧品に配合されています。
・ヘパリン類似物質
血液中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、類似の成分を保湿成分として応用したもの。
・天然保湿因子(NMF)
アミノ酸、尿素、ピロリドンカルボン酸など。
保湿力は強くないが、さらっとしていて使用感は良い。
化粧水によく配合されている。
・鉱物脂(ミネラルオイル)
石油を分別蒸留させてえる油。
軟膏などに用いられ、ワセリンも鉱物油で作られている。
・植物油
アボカドオイル、オリーブオイル、ホオバオイル、米ぬか油など。
・動物油
ミンクオイル、スクアランオイルなど。
・流動パラフィン
ホワイトミネラルオイルのこと。石油からえた、精製度の高い炭化水素類の混合物。ロウのような質感を持ちます。