ニキビ治療のお役立ち情報

ニキビとハーブ

・ハトムギ

ハトムギは南アジア原産のイネ科の一年草で、名前は鳩が好んで食べることから「ハトムギ」と呼ばれています。 実は「ヨクイニン」と呼ばれ、漢方薬にも使用されます。
ハトムギは 肌の新陳代謝を高める 老廃物の排出を促す作用 炎症を抑える作用 などの働きがあるので肌荒れ、ニキビを防ぎ肌のキメを整え、しっとりとなめらかなお肌を作る効果があると言われています。 ハトムギには他にもアレルギーの原因になるヒスタミンなどの化学物質を抑制する働きもあると言われています。

・チェストツリー

チェストツリーは南ヨーロッパから中央アジアに分布するクマツヅラ科の植物で、ヨーロッパでは古くから薬用として利用されており、 現在でも医薬品として使用されているハーブです。
チェストツリーには女性の生理前のニキビの原因になる女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌を調節する働きがあるので 、女性ホルモンのバランスを整え月経前症候群による症状や、生理前のニキビ、肌荒れの症状を緩和する作用があると言われています。

・ノコギリヤシ

ノコギリヤシは北米南部に自生するヤシ科の植物で、ネイティブアメリカンの間では古くから強壮剤として用いられてきたハーブです。 「ノコギリヤシ」という名前はノコギリヤシの葉がギザギザとしていてノコギリのように見えることに由来しています。
ノコギリヤシは男性ホルモンの一種であるテストステロンというホルモンを活性型男性ホルモンである ジヒドロテストステロンに変換する酵素の働きを抑制する作用があります。
そのためヨーロッパでは副作用の無い医薬品としてジヒドロテストステロンが原因になる前立腺肥大症の 治療に用いられています。
ジヒドロテストステロンが増えると皮脂の分泌量が増加し、ニキビの原因になると言われているので ジヒドロテストステロンを抑制するノコギリヤシはニキビに効果があるサプリメントとされています。